Answer
最低でも下地のニッケルを2重構造(ダブルニッケル)にする必要があります。これに銅とニッケルの多層構造、マイクロポーラス構造等を組み合わせれば、更に耐蝕性が上がります
Q2: 耐磨耗性をあげたいんですが、どんな方法がありますか?
Answer
硬さと滑り性を兼ね合わせた硬質クロムメッキがお薦めです。通常は硬質クロムを2〜3μm積めば十分ですが、ご要求のレベルが厳しい場合はもっと厚くすることも可能です。
Q3: 艶消しのメッキをして欲しいんですが、どんなメッキがありますか?
Answer
素材加工で艶を消す方法(梨地+無光沢メッキ)、メッキで艶を消す方法(サチライトメッキ)の2種類があります。同じ艶消しでも外観が異なるため、出来るだけ見本を見てお選び下さい。
Q4: 外観を黒くしたいんですが、どんなメッキがありますか?
Answer
3価クロム(ダークメタル色)、黒染め(黒灰色)の2種類があります。
Q5: クロムメッキは6価クロムでRoHS規制に抵触するんですか?
Answer
規制物質の6価クロムはプロセスでは使用しますが、最終のメッキ製品には含有されません。従って通常のクロムメッキはRoHS規制に抵触しません。しかし万全を期す為にプロセスでの使用も禁止されている場合があり、この場合は3価クロム等で代替する必要があります。
Q6: アルミ素材にはアルマイトしか出来ないと思っていましたが、ちゃんとメッキ出来るんですか?
Answer
ご安心下さい、過酷な屋外用途にも十分耐えられるメッキが出来ます。また、アルミダイカストはアルマイト処理が困難な素材ですが、これもメッキであれば、あらゆる対応が可能です。
Q7: ニッケルの電気メッキと無電解メッキではどんな違いがありますか?
Answer
外観を重視する場合は外観に光沢の出る電気メッキ(磁性体)、一方メッキ膜圧の均一性、つき回りを重視する場合は無電解メッキ(弱磁性体)がお薦めです。
Q8: 大きい物でもメッキできますか?
Answer
メッキ槽の制約があり、対応可能なサイズは250×250×800(mm)迄です。
Answer
全く問題ありません。宅配便等でお送り頂ければ、メッキ仕上後、宅配便にてご返送致します(返送費は当社負担)。最近は遠隔地とのお取引が大変増えています。
Q10: 数が少ないんですが、メッキできますか?
Answer
出来ます。費用は一式10,000円からお受けしています。
Q11: メッキするには冶具代が掛かると聞いたんですが本当ですか?
Answer
既存の冶具で間に合う場合もあります。詳しくはご相談下さい。